サロントリートメント、ヘアケア商品では髪の毛は綺麗にならない。

『サロントリートメント、ヘアケア商品が髪に良い』これは美容メーカーや技術力のない美容師が作り上げた常識であって、実際の所はそのような効果はまったくありません。むしろ毛髪にとってはただの異物であって髪の綺麗が続かなくなってしまいます。

毛髪と言うのは『死滅細胞』なので毛髪内部組織が破壊(ダメージ)されてしまうと元には戻りません。
サロントリートメントやヘアケア商品などで栄養を補給、修復、復元、日常的ダメージ(ドライヤーやコテ等)の軽減などいろんなことが言われていますがはっきり言ってそのような効果はありません。

『一時的によくなったがすぐにバサバサ次第にはトリートメントのモチも悪くなった』『毎回サロントリートメント、お家ではサロンの商品でホームケアしているけど改善されない、逆に悪くなっている。』『濡れているときは手触りが良いけど乾くとツヤもなくバサバサ』『このトリートメントは自分には合わないと思い、別のトリートメントをするがどれも同じ』
あなたもこう感じているのではないでしょいうか？この経験はあなただけの経験ではなく、皆さん同じ経験をされています。
これはサロントリートメントやヘアケア商品がこういうもだからです。
今現在、サロントリートメントやヘアケア商品を使っている方、今の髪の状態の結果より良いものを求めているのでしたら、それは不可能なのです。
あなたが求めているのは綺麗な髪になりたい、綺麗な髪の毛を保ちたいではないでしょうか？そのような効果はサロントリートメントやヘアケア商品には存在しません。むしろ髪の毛を壊している行為になります。結果が真実。あなたの今の髪の毛が真実を物語っています。
あなたがお金をかけておこなっているサロントリートメント、ヘアケア商品は本当にお金をかける価値はありますか？？

カラー・パーマ・ストレートの美容技術

美容室で受けるカラー・パーマ・ストレートなどの美容技術、あなたは本当に適切な美容技術を受けているでしょうか？
美容の技術は、可逆反応でなければなりません！可逆反応とは、元の状態に戻る反応です。美容の技術は、美容学校では、可逆反応であることが前提で美容技術を提供できるとされています。
簡単に言うとカラー・パーマ・ストレートの薬剤や技術で毛髪は不安定な状態になります、カラー・パーマ・ストレート施術が終わる頃にはその不安定な状態から安定した状態に毛髪を変化させないといけないと言うことです。毛髪内部の状態が施術をおこなう前の状態と同じにしないと毛髪が不安定(ダメージを起こす)な状態になってしまいます。
美容学校ではそのことをしっかりと勉強してるはずです。
ですのでカラー・パーマ・ストレートの美容技術で髪が傷む、極度に毛髪が壊れるような美容技術は本来お客様に提供してはいけない技術なのです。
ほとんどの美容室ではカラー・パーマ・ストレートの美容技術を化学変化のみで終わらせている技術ばかり、本来なら化学変化～可逆反応まで行わないといけません。
毛髪が不安定な状態で施術を終わらせてしまっているので毛髪がダメージしてしまうのは当然の結果です。その毛髪状態に対して後からトリートメントやらヘアケア商品など使ったところで毛髪がよくなるわけありません。根本的に髪の綺麗を作る、保つ、この考え方が間違っています。

縮毛矯正のお客様。
髪の履歴はカラーリングをされています。
もともとのクセはありますが不適切なカラーリング技術によってツヤが低下しています。毛髪はダメージを受けるとうねりも出てきて膨らんでしまいます。
もともとのクセだけではここまでの状態にはなっていません。カラーリングのダメージによって膨らみうねりがさらに出てきている状態です。その膨らみを抑えようとトリートメントやヘアケア商品の使用によりツヤの低下や髪がガシガシした状態になってしまっています。
もともとの髪質が原因ではなく、美容施術による影響がとても強い状態です。

縮毛矯正のお客様
髪の履歴は縮毛矯正をされています。根本と中間～毛先を見ると中間～毛先の方が膨らんでいると思います。
根本は何もやってないバージン毛、中間～毛先は縮毛矯正技術をうけた毛髪になります。不適切な縮毛矯正技術でクセは取れずただ、ダメージしただけの毛髪になってしまっています。

この２つの写真のビフォーの状態はもともとの髪質が悪いわけでもなく、薬剤が悪いでもありません。あきらかに人的ミスによるものです。技術力が原因でこうなってしまいます。サロントリートメントやヘアケア商品はこのビフォーの状態を無理矢理、人工物や油等で隠すと言うことをしているだけになります。ただのその場しのぎ。

本当に髪の綺麗を作る、保つためにはあなたが受けている美容技術が物凄く大切になります。

パーマやストカール技術でも同じことが言えます。美容師の技術力で髪の状態は変わっていきます。
ご来店時よりは扱いやすく、綺麗な状態に変化していますが、傷んだ毛髪が治ったわけではありません。壊れた毛髪をどこまで綺麗に変化させれるか、修正できるかと言うことになっていきます。あまりにも毛髪内部構造が破壊されていれば、時間がかかりますし。どのみち他店で毛髪を壊されている場合その部分はなくしていき、適切な技術を受けることで本当の美髪を手に入れることができます。

カラーリングも適切におこなえば綺麗にカラーをおこなえます。縮毛矯正と同時におこなっても何も問題ありません。

これらの技術では一般的な処理剤など使っておりません。もちろんサロントリートメントもしていませんし、ヘアケア商品も使っておりません。
カラー技術、パーマ技術、ストレート技術で毛髪の綺麗を作っています。薬剤が優れているということもありません。一般的によく使われている薬剤でおこなっています。

お客様には市販のシャンプー、コンディショナーのみで過ごしていただいています。
お客様が体験しての感想はトリートメントやヘアケア商品を使っていたころよりも髪がキレイになった。キレイを保てるようになった。とお声をいただいております。

髪の綺麗は技術でしか作るとができません。ペタペタと誰でもできるようなトリートメントやヘアケア商品では髪の綺麗は作れません。
髪のダメージで悩んでいるのでしたらトリートメントやヘアケア商品を変えるのではなく、美容技術を変えないといけません。
『市販のシャンプーやドライヤーの熱は髪に悪い』ではありません。問題はそこではなく、美容技術に問題があります。
そこを間違わず、しっかりと美容室選びをおこなわないといつまでたってもあなたの毛髪はツヤのない毛髪のままです。

美容室選びは慎重に！！
髪の悩み、相談のりますよ。

2017/01/05