縮毛矯正のダメージ

縮毛矯正は本来、毛髪を美しい美髪へと変化することができ、美髪を保つことが可能な技術になります。
しかし縮毛矯正と言う技術を正しく理解せず、毛髪や薬剤などの正しい知識がない場合、美しい美髪とは程遠いバサバサで美しくない毛髪へと変化してしまいます。
カラー・パーマ・ストレートなどの美容技術をダメージレスでおこなう場合、結局は美容師の技術次第で決まります。
トリートメントやヘアケア商品などは、ただのごまかし剤、技術力のない美容師がおこなうものと理解するべきだと認識してください。
トリートメントやヘアケア商品などでは髪の綺麗が続かないことはもう分かっているのではないでしょうか？

エンパニ縮毛矯正とカラーの同時施術

よく、縮毛矯正とカラーは日にちを空けたほうがいい、一緒におこなうと髪に負担がかかるといいますが、まったくそんなことはありません。
日にちを空けようが一緒におこなおうが関係ありません。大間違い。結局は技術次第になります。

縮毛矯正とカラーリングでご来店いただいたお客様です。
beforeの状態がこちらです。

　　　
どうでしょうか？
とても縮毛矯正をおこなった毛髪とは思える状態ではありません。
しかも前回、縮毛矯正をおこなったのは２ヶ月前です。ひどい乾燥状態で毛髪がカシカシのバサバサ。クセがまったく伸びてなく、とても美しいストレートとは言えません。ただ傷んだだけ
はっきり言って、とてもひどい技術です。お客様に対してとても失礼。
こちらのお客様、ヘアケア商品やトリートメントなどでホームケアしても改善されずネットで探してご来店いただきました。

前回の他店での縮毛矯正がどのような技術だったのかをしっかりと予測し、縮毛矯正とカラーをおこなっていきます。
しかし、写真をご覧になってわかるように、クセがのびていません。
クセが伸びてなく、ダメージが強い、この場合クセをしっかりと伸ばす場合はある程度強い薬剤が必要になってしまいます。しかし、壊れた毛髪に強い薬剤を使い縮毛矯正をおこなう場合、毛髪がどう仕上がるかはっきりとわからない技術になってしまします。良くなる場合もあれば悪くなる場合もございます。
ですので今回は安全な方法でおこないました。
クセは少し残るかもしれないと言うことをご了承いただき縮毛矯正とカラーをおこないます。

お仕上がりの状態がこちらになります。
　　
ご来店時よりはかなり良い状態かと思います。手触りもかなり変化いたしました。
何も付けず手グシでかわかした状態です。
繰り返しおこなうことでもっと改善されていきます。
毛髪の状態がよければもっともっとツヤが出てきて毛髪か綺麗な美髪へと変化していきます。
時間はかかりますが、これから一緒に美髪を目指していきます。

美容師の技術力であなたの髪の綺麗は決まる

　
毛髪と言うのは１度壊れてしまうともとには戻りません。毛髪にとっての栄養分なども存在しないのが事実です。
トリートメントやヘアケア商品と言うのは壊れた毛髪を隠すためにあるごまかし剤にすぎません。
髪の綺麗はトリートメントやヘアケア商品では作れません。むしろそれらは毛髪を悪い方向へと導いてしまいます。

髪の綺麗を保つためには美容師の技術で決まります。
毛髪を壊す技術を受けているのなら毛髪は壊れる方向へしか向かっていきません。
あなたがもし、髪のダメージや綺麗にならないことで悩んでいるのなら、トリートメントやヘアケアに目を向けるのではなく、あなたが受けている美容技術を見直すと言うことがとても大切になます。
トリートメントやヘアケア商品はお客様のためにあるのではなく、美容師のためにあります。単価アップや売上アップのために存在し、お客様の髪の綺麗を続けるためのものではありません。
一緒に美髪を目指してみませんか？

2016/06/22